赤ちゃんの髪って、全てが産毛のようで、柔らかくてフワフワしてるんですよね!
赤ちゃんの頃しかない、このフワフワした可愛い毛を「残して取っておきたいな」と思い、我が家のくまゴロー君も、赤ちゃん筆を作成すべく、色々調べてみました!
現在、くまゴロー君の髪の毛も、筆の為に伸ばしております!
そこで、赤ちゃん筆は、どれぐらいの髪の長さが必要なの? どんな感じで作るの?等の疑問にお答えします!!
そもそも赤ちゃん筆の意味とは?
赤ちゃん筆は、別名「胎毛筆」とも呼ばれていて、
赤ちゃんの毛髪で製作する筆のことですが、産まれてから最初に切った髪で筆を作ります。
ママのお腹の中にいた時から生え始める「胎毛」を筆にします。
ハサミを入れたことが無い毛先は、産毛の様でやわらかいです。一度ハサミを入れてしまうと、柔らかく繊細な毛ではなくなるんですよね。
子の「健やかな成長と幸せ」「頭脳明晰」など願った記念品として作ります。
産まれてから一度もハサミが入っていない髪ですから、1度しかチャンスが無く大変貴重です。
赤ちゃん筆の使い道は?作ってどうするの?
へその緒と同様で、お守りとなる様なものです。
願いを込め、一生に一度の思い出として大切に取っておくものなので、実際の書道に使うものではありません。
私は、赤ちゃんの髪で筆を作るって初めて聞いた時、書道とかに使うものだろうって勘違いしたよ!!笑
保管しておき、入学式や成人式、結婚した時などにプレゼントすることも多いみたいですね
何センチの髪の毛が必要?量はどれぐらい?
初めて切る髪で作る一度きりのチャンスとなると、一体どれぐらいの長さ・量が必要なのか?
切るのに失敗出来ないので、ちょっと怖いですよね!
一般的には、5センチ~7センチぐらいが必要となります。
余裕をもって8センチ程の長さがあれば尚、安心ですね。
※長い方が見栄えが良くなります。
小筆の場合は少なくても3センチ以上が目安となります。
量としては、おとなの小指ぐらいの毛束の量が適量です。
赤ちゃんの髪の量や長さは、個人差がかなりありますので、
生後半年ほどでカット出来る子もいれば、伸びるのを3歳頃まで待つというケースもあるようです。
初めて切ったものであれば、年数が経っていても筆に出来るみたいだよ!
少ない髪の毛で作れるの?
毛の量が少ない時は、その量に適した筆を作ってくれる業者さんもあります。
また、「胎毛紅筆」という、赤ちゃん筆(胎毛筆)より小ぶりの筆もあります。
あまり髪を沢山切りたくないという場合に、胎毛紅筆を作ることも出来ますね。
胎毛紅筆なら、おとなの小指の3分の1ぐらいの量で作れます。
これなら、1本は子供へ。もう1本は親御さんへプレゼント
ということも出来ますね。
赤ちゃん筆はどうやって作る?作り方をご紹介!
多くの場合はこのような流れです。
カットする
自宅でカットするか、美容院でカットしてもらうかになります。
自宅でやる場合、毛先の向きを揃える等の注意事項がありますので、頼む専門店の指示に従って下さいね。
美容院でカットする場合には、「赤ちゃん筆を作りたい」と事前に伝えて下さいね!
専門店と提携している美容室か理容室でカットしてもらうこともできますよ!
専門店に申し込む
専門店によっては、かなり種類が多いので、カタログをみて選んで下さい。
オプションも様々で、子供の名前や生年月日なを刻印したり等が一般的ですね。
専門の業者に依頼(髪を送る)
カットした髪を専門店に送ります。
送付方法も専門店の指示に従って下さいね。
美容院でカットすると、そのまま発送手続きまで行ってくれるお店もありますよ。
受け取り
専門店から完成品を受け取ります。
大体1~2か月程度で届くようですが、お店によってマチマチですね。
赤ちゃん筆の値段はどれぐらいする?
一般的には、5,000円~15,000円程度が相場です。
高級なものでは数万円!というものもあります。
筆の軸となる木の素材や、桐箱・その他のオプションで価格は変わりますので、
予算の中で、どういったオプションを付けるか、それぞれの専門店のカタログで検討して下さいね。
現在我が家で候補になっているのは、こちらの赤ちゃん筆です!!
お値段が少々高いのですが、、、
サイズが小さくて可愛いのと、何より、軸の原料が「オランダ水牛の角」になっているのが、とってもいいなと!!
なんというか、判子の様な感覚ですね。
因みに、この商品も候補になっています。
やはり、小ぶりで可愛いです!
くせ毛の場合は作れるの?
業者さんによりますが、「くせ毛を残したまま」筆の作成が出来るところもあります。
くせも生かした自然な髪質がそのまま思い出に残って素敵ですね。
赤ちゃんの頃の毛質も、成長するとどんどん変化していくので、今だけの細くて柔らかくて、フワフワした髪の毛を残しておくのも、思い出になると思います。
また、直毛にする技術もありますので、どちらか選べるものもありますよ!
赤ちゃん筆を男の子で作りたい時
男の子の場合、赤ちゃん筆の為に髪を伸ばしておくか?迷われることもあると思います。
女の子であれば、髪をヘアゴムで束ねたり出来ますが、男の子の場合難しいですよね。(もちろん、男の子でもヘアゴムで束ねたっていいと思います!)
そこで、こんな対策もあります。
- 少量の髪で出来る、「小筆」「胎毛紅筆」にして、早めにカットする
- 前髪はヘアピン、ヘアゴム等で目に入らないように
- 前髪だけカットして他の髪が伸びるまで我慢!
- 外出時はヘアバンド等を駆使し、伸び放題の髪をごまかす!
最後はちょっと無理矢理ですが、、、汗
伸びた髪の毛が目に入った時が一番危険なので、前髪さえ目に入らないようにすれば、なんとかなると思います。
まだまだ赤ちゃんなので、多少髪がボサついてようが、女の子に間違われようが構いません!
実際うちのくまゴロー君は、取り合えず髪が目に入らないように工夫し、伸ばし放題です!
(ちょんまげ姿も可愛いんですが、、、笑)
ゴロー君は、毛が細めで毛髪量が少ないので、足りるかな?と、少々心配です。
男の子用のヘアゴム・ヘアアクセのおススメ記事もあります↓↓
まとめ
ということで、赤ちゃん筆について色々、特に髪の毛の長さや量を中心にご説明させていただきました。
長さは5センチ以上(※小筆は3センチ以上)、大人の小指ほどの太さ が基本です。
一生に一度、産まれてから最初の産毛で作成する赤ちゃん筆。
親の自己満と言われればそれまでですが、私は自分の赤ちゃん筆は無いので、ちょっとした憧れもあります。
自分のへその緒を小学生ぐらいの時に初めて見たとき、こんなものが残っているんだと感動した記憶があるので、自分の子供にもそんな風に受け取ってくれたらな、と思っています。
ご興味のある方は、是非検討してみて下さいね!
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