こちらの記事で、絵描き用のiPad Proにガラスコーティングを行った記事を書いたのですが、
ガラスコーティングをしても、描きづらさや、レスポンス、筆圧感知などの問題は感じませんでした。
しかし、液晶画面のツルツル感が絵を描く時に描きづらいため、ペーパーライクフィルムを貼ることにしました。
ガラスコーティングの上に、更にガラスフィルム（ペーパーライクフィルム）を貼った場合どうだったか？ 描き心地などについてお知らせしたいと思います。
GLASS PREMIUM FILM（紙質感）をフィルムを選んだ！
選んだフィルムは、「GLASS PREMIUM FILM」※「ルプラスのガラスフィルム（紙質感）」型番はLP-ITPL20FGMTPというものを購入しました。
こちらです。※どうやらもう売っていないみたいです。
参考価格：6,200円
ガラスフィルム（タブレット用) 【貼り付けキットPro付属】
超硬度10H表面強化ガラス/紙質を再現した特殊表面加工でタッチペンでの操作に最適
付属品（アルコール清浄布・ホコリ除去ラベル・クリーニングクロス）
お値段も少々高いですね。
これにしたのは、旦那（くま男）がおススメしてきたからです（笑）
※くま男曰く、Youtubeのレビュー動画で、特に書き味について評判が良さそうだったらしいです。
私達夫婦はハイスペックなものが好きなので、ついつい高いものを買ってしまいがちで、、、
このGLASS PREMIUM FILMは、スマホのフィルムでよく見ますよね。
因みに、、同じ「ルプラス」から出ているペーパーライクフィルムは、今はこちらが売られてるみたいです。しかもamazonだけなぜか安い（2,500円ぐらい）。楽天やYahooは２倍ぐらい高いんですけど。
値段の違いはなんだろう。。
ガラスフィルム（紙質感）を貼ってみた
12.9インチともなると貼るのが大変ですが、「取付キット」なるものが付いてまして、フィルムが梱包されていたカバーにiPadを固定して貼ることが出来たので、比較的楽でした。
ガラスフィルムを貼る前（ガラスコーティングのみの状態）
こんな感じから、、、、
ガラスフィルムを貼った後
（ガラスコーティングに更に重ねてフィルムを貼った状態）
フィルムを貼ると、こんな感じになりました。
単焦点レンズで撮影してしまったので、ピントが一部しか合わなくて見づらいですね。ごめんなさい！
えーと！思ってたよりマット感強い！そして、、、
iPad Proの売りの一つである、Liquid Retinaディスプレイの意味が無くなった！！！
写真では分かりづらいですが、このフィルムが貼られてないインカメラの部分とフィルム部分の差を見てもらえれば、多少は伝わるでしょうか？
キレイな液晶画面が、、、泣
一昔前のPCの画面みたいになっています。。
考えてみれば、そりゃそうですよね。ガラスフィルムと言えど、「紙質感＆反射防止」と謳っているこのフィルム。
反射防止ならば、こうなるのは当然でした。しかし、思ってた以上にiPad Proの大きな魅力である液晶のキレイさが、失われてしまいました。
そして、当然ながら質感がザラザラしているので、タッチパネルの指での操作感もザラっとして少々気持ち悪い。。。
※これは慣れるかもしれませんが。。
ガラスフィルム（紙質感）描き心地はどうか？
液晶の見え方にショックを受け、貼って早々、これは外してしまうか、別の商品に変えるか？と考えてしまいましたが、ひとまずApple Pencilで描いてみました。
・・・・・か、かか、描きやすい！！
画面ツルツルの状態より当然描きやすい！！（当たり前！）
そして、このフィルムが高いだけあってか？？描きやすいだけじゃなく、描くのが気持ちいい！
ガラスフィルムを貼る前（ガラスコーティングのみ）
ガラスフィルムを貼った後
※CLIP STUDIOのGペンで描いています。
ガラスフィルムを貼ってからも、全力高速でApple Pencilを動かしてみましたが、遅延もなく、ストレスも感じられずでした。※手振れ補正は10で実施。
反応が遅くなるという心配もなさそうですね。
「ガラスコーティング＆ガラスフィルム」この２重の画面保護でも、筆圧感知や、感度に差は感じませんでした！
むしろ、ペーパーライクなので、描きやすいのなんの。。。
当然ながら、フィルムを貼った方が、描き心地は抜群にいいです。
よく、ガラスフィルムは厚さがあって、「液晶画面との距離を感じて描きづらい」という意見も聞きますが、私は気にならないので、フィルムの厚さによる弊害も感じませんでした。
細かい線画を描くにはiPad Pro最強かもしれない
ペーパーライクなフィルムを貼ったことによって、かなり細かい線を高速に描いてもストレスフリー。サラサラといくらでも描けるように。
この感覚は、板タブを使っていたら得られないものでした。
板タブだと、手元と画面に距離があるので、精巧な絵を描こうとあまり思わなかったので。
因みに、デッサンが嫌い＆それほど上手くない私でも、iPad Proでこんな感じに描けました。
iPad Proでこんなに本当の紙に近い感じで描けるとは思っていなかったです。
※CLIP STUDIOのGペンと消しゴムのみ使用。
板タブの方が描きやすいなと思っていたけど、細かい線はiPad Proの方が描きやすい！！
むしろね、リアルな紙と鉛筆よりも描きやすいかもしれません。
紙にデッサンするより、iPad Proで描いた方がめちゃ楽しいです。
なぜなら、、、
- 画面を拡大して描ける
- キャンバスの回転も指操作で簡単
- ブラシサイズも固定されてるし変更できるし、色の濃さも自由自在（鉛筆削らなくていい）
- 手も汚れない、消しゴムカスも出ない
「画面を拡大して描ける」というのが最強ですね。
リアルデッサンではそんなこと不可能ですから、拡大すればさらに精巧に描くことが出来て、これはデジタルならではですよね。
少しだけ気になったタッチパネルの感度
Apple Pencilでの書き味や操作は、ガラスフィルムを貼ってからも問題は感じなかったのですが、指操作のタッチパネルの感度が少し鈍くなった気がします。
CLIP STUDIOで指２本（もしくは３本）でタッチすると「取り消し」や「やり直し」操作が出来るのですが、
この操作、めちゃ簡単で好き！
そのタッチ操作で、たまに反応しないな！ってのがあります。
他のアプリを指を触っていても、今のところ気にならないのですが、この操作だけ少し反応が悪くなった気がします。
たまになので、それほどストレスはないですけど。
まとめ
ということで、ガラスコーティングの上に、さらにペーパーライクなガラスフィルムを貼ってみましたが、
画面の奇麗さは失われたものの、描き心地の良さは抜群に上がり、描く上でのストレスはありませんでした。
ということで、やはりフィルムを付けて暫くは描いていこうと思います。
「描き心地」と、「画面のクリア度」は、トレードオフだと思って割り切るしかないのかな？
別のフィルムを買い直して試そうか？とも考えましたが、買ったフィルムがもったいないですしね。暫くはこのままでいきます。
画面がクリアなままで、紙質感のフィルムないのかなぁ？？？
因みにamazonなんかだと、この辺りの商品を購入されているかたが多いみたいですね。
値段も手ごろだし、こっちにしとけばよかったです。。
画面の光沢があると、反射で絵が描きづらいですからね。
やっぱりペーパーライクフィルムは、反射防止、非光沢のフィルムしかなさそうですね。
追記
しばらくペーパーライクフィルムを使って描いていましたが、
画面のクリア感については、慣れました！
Liquid Retinaディスプレイの魅力は失いましたが、iPad proは絵を描くことに集中して使っているので、気にならなくなりました。
コメント
こんにちはー！
くま美さんのこのレビュー記事
ずっと気になっててやっと読めましたー♥
私もフィルムには泣いたので、分かり身が過ぎました。
（フィルム貼ると画面のクリアさが犠牲になるのすごく分かる！！
自分は安物のフィルムを張ったので一週間で剥いでしまったのだけど、書きやすいフィルムに出会えてよかったねー！！
もう一つのレビュー記事もめっちゃ参考になりました。
要所要所に出てくる「旦那様」笑
いい仕事してますね。笑
育ちゃんっ！見てくれてありがとう～♪
やっぱりフィルム貼ると液晶の奇麗さが無くなちゃうよね（涙）
あれ、ってことは、育ちゃんはフィルムを貼らずに描いているの！？描きづらくないかい！！
ところがね、めっちゃ書きやすいフィルムだったんだけどね、どんどん描いてくうちに、若干ツルツルになってきた！！
どういうことだ！！！！
そうなのよ、うちのくま男、いつもいい仕事するのよ（笑）